キャンパス日誌

まちの防災を学生の視点から提案~まちづくりドラフト会議に参加しました

今年で6回目となった新発田市まちづくりドラフト会議 for Youth が新発田市民文化会館で開催されました。
ドラフト会議には、敬和学園大学のほか、新発田市内の6つの高校と新潟職業能力開発短期大学校の生徒・学生たちが参加し、新発田市のこれからのまちづくりに対してさまざまなアイディアを行政に提案しました。

まちづくりドラフト会議で発表する学生たち

まちづくりドラフト会議で発表する学生たち

 

敬和学園大学からは共生社会学科の学生メンバーが防災をテーマにプレゼンテーションを行いました。
学生たちはこれまでの3年間で、「コミュニティセンターの活用方法」や「新発田駅前広場の活用方法」、「防災教育センターの創設」などの提案を行ってきました。
今年は平常時と災害時の垣根を低くする「フェーズフリー」をテーマに発表しました。この提案は、昨年提案した市民の防災意識向上のための防災教育センター創設を発展させたものです。防災教育センターの開設は今すぐにできるものではないのですが、今年は、センターが設置された時に活用できるプログラムとして、防災に関するイベント開催や大学生の出前講座などの防災教育プログラムを提案しました。

会場からは、提案に対してのコメントなどをいただきました

会場からは、提案に対してのコメントなどをいただきました

 

ドラフト会議での発表の後、これらのアイディアを元に学生主催の「まちづくりフェスタ」を新発田市役所 札ノ辻広場・ラウンジで開催しました。
ジオラマやダンボール迷路を使って、子どもたちが楽しみながら防災のことを学べるように工夫しました。約800人の来場者があり、アンケートでは、来場者の85%から防災意識が向上したと回答をいただきました。

 

今年度の新発田市まちづくりドラフト会議 for Youthへの参加は急遽決まったため、短期間での発表準備することになりました。そのような中でも学生たちは今まで実践してきた経験を元にし手際よく発表してくれました。改めてゼミ生たちの普段の学びの深さとその学びを支えるチームワークのよさを実感することができました。

チームワークよく発表してくれた学生メンバー

チームワークよく発表してくれた学生メンバー

 

これからも新発田市をはじめ新潟県でのまちづくりを一過性で終わることなく持続可能なものとして実践していけるよう、ゼミ活動を通じて学生と一緒に学び続けていきます。引き続き皆さまからご支援くださりますようお願いいたします。

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