キャンパス日誌

【学生レポート】福島潟でのボランティア活動に参加してきました

敬和学園大学 英語文化コミュニケーション学科のグッドマーカー・ゼミ(キャリアコミュニケーション・コース)では、英語による対話を通じて、異文化や環境問題について学んでいます。この学びの一環として、グッドマーカー・ゼミの学生たちが、新潟市北区福島潟の環境整備ボランティアに参加しました。
当日参加した渡辺鈴菜さん(英語文化コミュニケーション学科2年)からのレポートをお届けします。

私たちは福島潟で行われたボランティア活動に参加してきました。主な活動内容は、自然を散策する皆さんが歩きやすいように、古くなった遊歩道を取り外し、新しいものに取り替えるというものです。

まずは古くなった遊歩道を固定しているさびたくぎを抜き、取りきれなかったものは遊歩道を取り外して分解した後に取り除きます。そして新しい遊歩道を設置し、くぎで固定します。この一連の作業を繰り返すのですが、最も大変だったことは遊歩道の運搬作業です。ボランティアスタッフの男性の方が2人で運んでいるのを見て、私たち女子学生は4人で運搬しました。想像していたよりもはるかに重く、その上長くて持ちにくいため、運搬だけでかなりの時間がかかりました。

古い遊歩道をスコップで持ち上げ、剝がしていきました

古い遊歩道をスコップで持ち上げ、剝がしていきました

遊歩道は重く、運搬作業に多くの時間を費やしました

遊歩道は重く、運搬作業に多くの時間を費やしました


 

もう一つ印象に残っているのは、新しく設置した遊歩道にくぎを打ち込む作業です。くぎ打ち機を使って作業をするのですが、コツが必要な作業だったため、最初のうちは奥までくぎを打ち込めなかったり、途中まで打ち込めても垂直にならないこともありました。しかしボランティアスタッフの方々が道具の使い方から作業手順まで丁寧に解説してくださったので、初心者の私でも使い慣れることができ、慣れてからは楽しく作業を進めることができました。

くぎの打ち込みは、慣れれば楽しい作業です

くぎの打ち込みは、慣れれば楽しい作業です

 

また、作業が1、2時間進んだところで休憩時間をいただいたのですが、その際にスタッフの方々が事前に用意してくださった飲み物やお菓子などの軽食を提供してくださいました。学生同士だけでなく、ボランティアの方々ともゆっくりお話しすることができ、今回のボランティア活動のことだけでなく、福島潟の自然などについても教えていただきました。和気あいあいとした中で、新しい学びを得ることができたすてきな時間となりました。

ボランティア活動で、高校の恩師に再会しました!

ボランティア活動で、高校の恩師に再会しました!

 

今回のボランティア活動を通して身近な自然や地域の方々と直接触れ合うことができました。活動中にボランティアスタッフの方が、「次にこの場所に来た時に「ああ、ここは自分が直した場所だな」って思えるし、この作業のおかげで、この先もいろんな人がこの場に来ることができるんだよ」とおっしゃっていました。この言葉を聞いた時に「人の役に立ち、自分自身もその活動を楽しむ」というボランティア活動の本質を実感することができました。

活動後には友達と「また行きたいね」と言い合えるほどとてもすてきな経験になったので、今後も学内外のさまざまな活動に積極的に参加していきたいと思います。

(英語文化コミュニケーション学科2年 渡辺鈴菜)

#敬和学園大学
#英語文化コミュニケーション学科
#キャリアコミュニケーション・コース
#グレゴリー・グッドマーカー・ゼミ