2005年9月9日号
9月1日午前、黒龍江省の省都ハルピンにある東方学院に着く。正面玄関の上方に、横書きで「熱烈歓迎日本敬和学園大学代表団訪問我院」なる大きな真紅の文字がわれわれを迎えてくれた。代表団とはいっても、房文慧先...
9月1日午前、黒龍江省の省都ハルピンにある東方学院に着く。正面玄関の上方に、横書きで「熱烈歓迎日本敬和学園大学代表団訪問我院」なる大きな真紅の文字がわれわれを迎えてくれた。代表団とはいっても、房文慧先...
秋になると、和歌山県の山からミカンの箱がとどく。毎年、中に手紙がはいっている。「ミカンは呼吸していますので、いちど全部箱から出して、新鮮な空気にふれさせ、長旅の疲れをほぐしてやってください。」このミカ...
6月末に台湾・長栄大学の日本語科の学生15名が、新発田の敬和に研修に来た。昨年11月にこちらから台湾を訪問し、今年3月半ばには長栄側の学長さんたちが大挙して新発田へ来られて、研修の協定を結んだ。 敬和...
新潟県学生ボランティア・サミット(第2回)が7月3日(日)、新潟市古町のNSGスクウェア・ホールで開かれた。6大学、9団体が集まった。今年は敬和学園大学の岩井美春さんが実行委員長なので、学長が開会挨拶...
6月25日(土)は朝のうちから敬和学園高校と大学の教職員による合同研修会が開かれた。基調講演は船本弘毅氏による「キリスト教主義の教育共同体」。放っておけば死にいたるやもしれぬ「一匹」を、(他は野原に残...
7月8日のチャペル・アセンブリ・アワーは「花には水を」というタイトルで、市川幸子(こうこ)さんのことを語った。「私たちが罪びとであったとき、キリストが私たちのために死んで、私たちへの愛を示してくださっ...
坂東克彦氏といえば、新潟水俣病裁判で活躍した弁護士である。昭和電工がアセトアルデヒド生産の過程で垂れ流した有機水銀が、阿賀野川流域の多数にのぼる人びとを中毒症に、また長期にわたる後遺症の苦痛に、追い込...
このごろ大量の図書の寄贈がある。学長あてにも、或る方からの、やく60箱の図書が届いた。その後、北垣宗治・前学長から、同氏の教え子(故人)の父親より託された図書107箱が来た。心ある方々からの貴重な贈り...
高村たかし様より『花びらの声』(文芸の森社、5月刊)という新刊本を頂戴した。朝一番の仕事として、この絵本を読んだ。英文とあわせて、味わいながら。小さい白い蝶が、大きな黄色い蝶の親切に、はじめは知らんぷ...
新発田に赴任する覚悟を決めたころのこと、もう2年いじょう昔のことである。地図をたよりに、なれない町筋を歩いていて市立図書館の前に出た。正面玄関の左手の石版に、次のような文字が刻み込まれていた。 「此処...