2004年7月9日号
6月19日(土)と20日(日)の二日にかけて福音館書店の松居直(ただし)氏のお話があった。「言葉の力と美しさにふれる2」。昨秋11月に敬和学園大学のオープン・カレッジの営みとして、新潟駅前の代々木ゼミ...
6月19日(土)と20日(日)の二日にかけて福音館書店の松居直(ただし)氏のお話があった。「言葉の力と美しさにふれる2」。昨秋11月に敬和学園大学のオープン・カレッジの営みとして、新潟駅前の代々木ゼミ...
『蒲原平野に生かされて』(2004年4月刊)という本が学長室に姿を現わした。青木きいさんという農家のご婦人が書かれた記録である。厳しい農作業のなかから、苦しさとともに、一種の明るさが伝わってくる。田圃...
もう45年もまえのことだ。鈴木弼美(すけよし)校長のお招きで山形県小国町の基督教独立学園高等学校を、初めてお訪ねした。米坂線の伊佐領駅で降りて、木造の小さな校舎をお訪ねしたのである。現校長・助川暢(の...
日本基督教団関東教区 (第54回) 総会が、大宮で催された。宗教部長の延原時行氏とともに出席した。敬和学園高校の小西校長、信田智先生、その他われわれの学園を助けてくださる新潟の牧師先生がたとも、ごいっ...
日本女子大学の評議員会と理事会に出席(5月25日)、次の日はさいたま市での日本基督教団関東教区総会に。その夜、急いで新発田へもどり、5月27日の1時限は「比較文化」の講義。28日(金)は午後3時から7...
あの先生は、いまどうしておられるかな、と懐かしく、また半ば不安を抱きつつ思い出す方がたがある。この学長室で、最近とくにそのお顔を思い出すのは、この学園の発足当初からおられて、アメリカ文学や詩の講義をし...
エデンの園の物語というものがある。人類の文学・思想のなかで大きな意味をもつ神話であることは論をまたない。そもそも「神話」とよぶには、やや不適当かな、という感じさえするほどの存在感のある物語である。それ...
「創世記」冒頭に天地創造のことが記されている。人間もそこに出る。人は神の姿に似せてつくられた。そしてその人間は地のすべてのものの「支配」をゆだねられた。これは、人間は人格をあたえられ、その人間は、神の...
ゆえあって、3月19日の聖籠町町民会館での卒業式には出席できなかった青年がいた。彼のためには3月28日に、彼ひとりだけの卒業式を設定した。彼はご両親とともに登校し、学科長、部長クラスの教授たち、また職...
旧約聖書の「レビ記」のなかに、次のような一節がある。「穀物を収穫するときは、畑の隅まで刈り尽くしてはならない。収穫後の落ち穂を拾い集めてはならない。これらは貧しい者や寄留者のために残しておかねばならな...