2006年7月7日号
6月22日は新発田市における敬和オープン・カレッジの第1回があった。新潟大学名誉教授の斎藤文一先生が生涯学習センターで「宮沢賢治と『銀河鉄道の夜』」を語ってくださった。北上市に生まれ、東北大学理学部の...
6月22日は新発田市における敬和オープン・カレッジの第1回があった。新潟大学名誉教授の斎藤文一先生が生涯学習センターで「宮沢賢治と『銀河鉄道の夜』」を語ってくださった。北上市に生まれ、東北大学理学部の...
チャペルで「辺境に生きよ」と題する話をした。辺境とは中心を離れた国ざかいのことである。この辺境はバカにならない。〈中心〉が乱れると、その中心をたしなめるほどの新鮮な力が〈辺境〉に宿ることが歴史上、よく...
この5月28日にローマ教皇・ベネディクト16世は、かつてのヒットラー政権時代の、アウシュヴィッツ強制捕虜収容所の跡を訪問した。ドイツ占領下のポーランドにあったこの施設で、ユダヤ人大量虐殺が行なわれた。...
6月3日(土)、4日(日)は敬和学園大学オープン・カレッジがあり、斎藤惇(あつ)夫先生の「『たのしい川べ』再読」のお話であった。この作品はケネス・グレーアム(1859-1932)が1908年に出したも...
教育基本法改正問題をめぐって、5月31日に第2回目の大学教育会議を開いた。教職員合同の会議である。学内には教育基本法をめぐる諸問題の検討を、一年以上をかけて重ねてきた小委員会(委員長 山田耕太教授)が...
「明日への試み」をめぐって、『全私学新聞』の取材をうけたのは、4月下旬のことであった。聞き手は日塔喜一氏 (機会均等等研究所代表)。同紙改題創刊30周年を記念しての一連の連載の初回インターヴューだとい...
4月は入学の季節。敬和学園大学では新入生歓迎公開学術講演会なるものを催し、外部から講師をお招きする。今春は小塩(おしお)トシ子先生にお出でいただいた。横浜のフェリス女学院大学の名誉教授でいらっしゃる。...
5月12日のチャペル・アッセンブリー・アワーは松永堡智(やすとも)牧師の説教「人生の現在・過去・未来」と岩倉依子教授の講話「よき対話と相互理解のすすめ」であった。お二人の内容ゆたかなお話を聞ける若者た...
信州と甲州の県境をなす八ヶ岳連峰の南麓に野辺山というところがある。主峰・赤岳を仰ぐ山麓である。敗戦直後の1946年にこの地の開拓に入ったなん人かがあった。しかし、なん年たっても、米ができなかった。寒冷...
「生命(いのち)なり怒涛の果(はて)に残る道」という句碑に、1年ぶりに出会った。4月20日とその翌日、新入生オリエンテイションのために胎内(たいない)の地に。延原宗教部長の礼拝に始まり、ボランティア活...